ちぇきん箱

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昨年末にいつもうちにご飯を食べに来ていたノラ猫(呼び名はブチ)が交通事故死した。

毎朝、雨戸を開けるとベランダにはすでにブチが待っていて

顔を見ると必ず「ニャー」とひと声鳴いた。

その日は珍しくブチ来てないな、と思っていた。

お昼過ぎに近くのスーパーの駐車場を通りかかると

道路の端っこでブチが横になっていたので

「あらブチ、こんなところで寝てたん？」と思わず声をかけてしまったのだけど

よく見ると横になったおなかの下は血のかたまりだった。

ブチ。。

うちネコのももと窓越しによく遊んでくれたね。

ちゃんと私に「ボクいなくなるよ」と最後の姿を見せてくれてありがと。

近くの花屋で花を買いブチのおなかに置いて手を合わせる。

夕方、もう一度ブチがいた場所に行ってみると

スーパーの人が片づけたのかもうブチはいなくて

私の置いた花は放り投げられていた。

知ってるネコなら、ちゃんと最後まで面倒見ろよということなのかもしれない。

ブチといっしょに花も持っていってほしかったと思った私は虫がいいのだと思う。

ブチがいなくなって間もなく、また違うネコがうちに遊びに(ご飯を食べに)くるようになった。

ブチが来ていた頃はブチしか来なかったのに

今は五匹のネコが入れ代わり立ち代わりやってくる。

やはりどこかに「ネコだまり」って場所があって

ネコ同士情報交換してるとしか思えない行動の早さだ。

それぞれ「まりちゃん」(白黒)、「ころちゃん」(サバ白)、

「くろちゃん」(黒)、「ちびちゃん」(グレ白)、「おでぶちゃん」(キジトラ)と呼んでいる。

不思議と五匹がかち合うことはなく、少し多めにエサを置いておいてやると

一匹が全部を食べてしまうということはなくて、

次に来たネコのために少し残しておくというルールもあるっぽい。

そしてまたエサを足しておくと、次のネコがやってきて食べている。

でもこれもまた私のおいしいとこ取りのネコの接し方だと思う。

だって、どのネコもうちではトイレをしないから。

おそらくお隣りの広い庭のどこかで・・。

お隣りが庭にペットボトルを並べ出したら考えなくてはいけない。

まだ五匹とも警戒心が強くてなかなか写真が撮れない。

そのうち五匹を紹介できたらいいなぁと思う。

なので今日はまったくお気楽なうちの「ももはな」の写真を。

時間があったら「ねこカフェ」ではなく、「ねこのいるカフェ」に行ってみたいと思っています。

そして野良野良歩くネコにもたくさん会いたいです。

こんな感じで今年もどうぞよろしくお願いいたします(遅っ)。

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