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- 2024/11/02(土) 12:32:07|
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とある街を散策中に見つけた人形展。
お煎餅屋さんの二階がギャラリー。
地図を頼りに行ってみると一階のお煎餅屋さんの中に階段があり
それを上って行くらしい。
お店に入っていくと、
「いらっしゃいませ。」とおばちゃん店主からお声がかかる。
「上の人形展を見せてもらって良いですか?と伺うと
「どーぞ。どーぞ。さぁどーぞ。階段は滑りやすいから気をつけてね。」と労られ、
ホントにつるつるの急な階段をこわごわ上った。
「あらまー。懐かしい。」
というよりは私の父母年代のお人形さん達が
部屋にずらりと並んでいた。
こんな唐草模様の帽子を被ったお人形さんなんて初めて見たし。
これはこれはうちの父が大好きなのらくろまでも。
こうして古い物を大事にしている人って素敵だなぁと思う。
何でもかんでも捨てちゃうのは駄目だよね。
写真を撮ることも快く承知してもらい
おまけに途中にはあの危ない階段を上って
わざわざおばちゃん店主が熱いお茶まで持ってきてくれた。
さてそろそろ御暇を、と思いしばし考える。
やっぱり一階でお煎餅を買わなきちゃいけないかな。
のらくろと視線を合わせながら悩む。
でももうちよっと歩きたいんだよね。
荷物はカメラだけでもう手一杯で、これ以上は増やしたくない。
仕方がない、精一杯の気持ちを込めてお礼だけを言うことにしてしまった。
何も買わずに店を出て行く私に、心なしかおばちゃんの表情は陰り気味。
やっぱりこれはアカンかったかなー。
写真も撮らせてもらったしお茶も頂いた。
やっぱりやっぱりお煎餅を買えば良かった。
でもでも
もう出て来ちゃったし今さら戻るのも・・。
ぶんぶん。
こういう態度を取れてしまう自分は優しくないなと思う。
近頃だんだん自分が優しくない人になってきているようで。
感謝の気持ちとか思いやりの心とかのレベルが落ちてきているようで恐い。
「ありがとう」ってちゃんと言えて、
きちんと気持ちを返せるおばあちゃんになりたいのになぁ。
日々反省。
反省したら直さなきゃ。
人に優しくされることを期待するよりは