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- 2024/11/02(土) 04:31:30|
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ずっと前に買ったまま読んでいなかった猫小説。
忘れていたわけではなくて
きっと絶対はまってしまいそうな内容が逆に怖くて
もっと自分が窮地に立った時、何も考えたくなくなった時に読もうと
機会を狙ってた気がする。
そしてついに先日
「いつ読むの!?」「今でしょ!!」と予備校のCM風な声が
どこからか聞こえ(ウソだけど)ぱらぱらとページをめくり始めた。
ヤバい。これはヤバ過ぎる。
猫描写をこんなに細かく目に映るように書ける内田のじいちゃんすごい!!
(内田百聞氏の作品です)。
私のなかでベストワン小説は漱石の「こころ」なんだと前にも書いた気がするけれど
いやいやついに「こころ」陥落か?の目から鱗小説。
逸る気持ちを落ち着かせながら読むページは日本酒のように
ゆっくりゆっくりと体の中にしみ込んでいく。
もし猫がお好きならどうぞ「ノラや」を読んでみては如何でしょう。
猫がまたたびで酔うような
ふわぁんふわぁんとした気持ちが良くてでもちょっと悲しい物語。
もう紫陽花の季節。