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- 2024/11/02(土) 02:33:41|
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八月の猛暑日。
その会場に入れば冷房が効いているとはいえ
そこに行き着くまではどれほどの暑さか。
そりゃあ家族も心配するでしょうよ。
「おとーさん、今回はお休みしなさいな。
途中で倒れでもしたらどうするの?」と
夏の日のお出かけを止められたんじゃないかな。
それでも「いや、絶対出かけるんじゃ!!」と強引にお出かけなさった
おとーさんやおじーさん達(平均年齢80才超えだと思われる)
総勢350名の集いにお邪魔した。
もう何度目かのお邪魔っぷりなので
何名かは顔も覚えてくださっていて、まあ喜ばしいこと。
そしていつもながらの元気で毅然とした姿に圧倒される。
電車で見かけた若い男子が
てろてろの浴衣をだらんとだらしなく着ていたのを
真っ向からダメ出しするようなきちんとした正装が美しい。
古いとか年寄りくさいなんて言葉は通用しない。
正しいこと潔いこと清々しいこと。
そして仲間を大切にしていること。
おそらくいつかは無くなってしまうだろうこの会の
一回一回を惜しみなく過ごすように大きな声で歌い踊り、友と語る。
そんな姿を見ることができて幸運だし嬉しく思った。
私の持っていた古いカメラを懐かしみ
愛おしそうに持つ手が優しい。
戦争を経験し戦後の日本のために働き続けた人たちの顔は
自信に満ち溢れ、でもどこか納まり切った静けさも感じられ
穏やかな顔でもある。
帰り際、この日一番たくさんお話した人に
「きっと写真を送ってね。」と念押しされ「はい。」とうなづく。
じゃあまたね、「ばいびー」と手を振った90才のおちゃめ男子に
いつかまた会いたい。