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- 2024/11/02(土) 02:29:18|
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8月も終わりの日曜日。
過ぎゆく夏を惜しむように海岸には人があふれる。
遠く南の海上に発生した台風の影響からか
いつもの海より随分と波が荒い。
上級レベルのサーファー達が
果敢に波に挑む様子を波打ち際で眺める。
「お子様達から目を離さないでください!!」と
メガホンを持ち盛んに叫ぶライフセイパーのおにーさん。
太陽が照りつけ気温がぐんぐん上がり空気も熱い。
このままじゃ干乾びてしまう。
打ち寄せる波にジーンズの裾はまたしてもずぶ濡れで
それでもすぐに乾いてしまう暑さ。
太陽の強い陽ざしは間違いなく砂浜にも届いていて
あろうことか海だというのに
ビーサンではなくミュールを履いていた私は
こっぴどく砂地に足を取られる。
ミュールを履いていては一歩も前に進めない。
これはもう致し方ないと裸足で歩くことに・・。
がーー!熱い!!とんでもなく砂が熱い。
何の罰ゲームかと思うほど焼けた鉄板のように熱い砂浜を
素足で歩く。
さらさらに乾いた砂でなかなか前に進めない。
進めないけど進まなくちゃ進まない。
なんとかあの階段のところまで行かないと。
だけど本当に熱くて熱くて熱すぎて歩けなくて
もういい!!ここにいる!!と瞬間的にくじけそうになって思うのだけど
立ち止まるとますます足の裏が焼けるようで
やっぱり行くしかないんだと半分自棄気味に進む。
へろへろ熱々でセーフティゾーンになんとか到着。
よかった本当によかったと胸をなで下ろす。
困った時や辛い時悲しい時ピンチな時
ついつい誰かに助けてほしいと思ってしまうけど
誰にも頼れない助けてもらえない
自分で何とかしなくちゃいけないこと
自分で決めて自分ひとりで動かなきゃいけないことがある。
あの時は辛かったけど
ひとりで頑張れて良かったと思うことって必ずある。
頑張ろう。
頑張らないと。
ヒリヒリする足の裏をさすりながら気づいた大事なこと。