ここ数年、NHKの連続テレビ小説を見たことはなく
(「芋たこなんきん」止まりかな)
ゆえに去年のあまちゃんブームにもまったくついていけず
年末に帰省した時に甥っ子の娘(2才)が
「暦の上ではディセンバー」を踊り歌うのに感心し
ついには「おばちゃんも!」と熱血指導を受けたので
帰る頃には私もアメ女ならぬタカ女くらいには成長したのではないかと。
そんなわけで、あまちゃん知らずの汚名挽回のために
只今放送中の「ごちそうさん。」はしっかり見るぞと。
とはいえ一日何回もある再放送さえ、その時間を決めて見ることは無理なので
土曜日BSの一週間分の「ごちそうさん。」を録画し見ることに。
なのにそれでさえ見ることがままならず
録画はたまりにたまっていく、どっさりと。
これではいけないと昨日は半日かけてかなりの回を見た。
やっと次男のかっちゃんが志願兵として家を出るところまで追いついた。
かっちゃんは今なら中学1,2年生くらいだろうか。
あの時代まだ少年のような子が国のために戦争に行く。
家族が兄弟が友人が止めたとしても戦場に向かうと決めたその気持ちは
この平和な日常からは想像ができない。
今現在80,90才を迎えた人たちは
皆、この時代の忠義と恐怖と悲しみを体に染み込ませて生き抜いてきたんだと思う。
戦争の時代を生きた者にしかわからない沢山の事。
どれだけ大変だったと力説しようが伝わらない気持ち。
わかってくれるのは同じ時を生き抜いた人達だけ。
だから今でも同じに時代と戦い、過ごしてきた旧友たちとの集いに
嬉々として参加し歌い語らい称え合うのでしょう。
少年に戻ったような笑顔、時に泣き顔、
優しくて凛として清々しい姿。
何人もの友人を戦争で亡くした人たちは
一年でも一日でも長生きすることが
空の上から地上を見守る友への追悼だと思う。
いつまでも少年のような笑顔で。
いつまでもお元気で。
ありがとうございました。
「ごちそうさん。」もあと一ヶ月の放送。
うーん、思い出しそうで思い出せなくて
かなり苦しかったのでやおら検索。
かっちゃんのお兄ちゃん泰介役の子が
以前ドラマの「35才の高校生」で土屋君だったって衝撃。
すごい! かなりビックリ!!
俳優さんってすごい!!!
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- 2014/03/02(日) 12:53:33|
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