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- 2024/11/02(土) 10:18:52|
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ここはもとは中学校でしたという場所を再利用したアートスペース。
昨日は小学校、今日は中学校とまるで授業参観のはしごみたい。
写真展タイトルが「百歳王 笑顔のちから」。
タイトルそのとおりに百歳超えをした、おじいちゃんおばあちゃんの笑顔が並ぶ。
残念ながら撮影はNGだったので文字のみのお届けです。
「大丈夫、なんとかなるさー」が信条のおばあちゃんは今も毎朝、家族の朝食を作っている。
台所で野菜を刻む姿は満面の笑み。
「孫とのメールのやり取りが何よりも楽しい」というおじいちゃん。
パソコンの前ではウルトラ若々しい微笑み。
そして・・
写真に写るほぼ全員の百歳王の面々が笑顔のなか
ただひとりだけ厳めしい怒ったように、カメラを睨んでるおじいちゃん。
きっと撮影者が「笑ってくださいー」とお願いしても
「可笑しくもないのに笑えっかよー」と言い放ったのではないかと想像してしまう。
でも写真の脇に書かれていたコメントを読むと
約束の撮影時間の30分も前から、きちんと仕事着を着て待っていてくれた律儀な方、とあった。
私はこのおじいちゃんの写真が一番好きだった。
おじいちゃんの傍らに佇む犬も、飼い主同様とても忠実そうに見えた。
「長生きしたくてしてんじゃないよー」とおおらかに日々をおくる人たち。
辛いことも悲しいことも数えきれないくらいにあっただろうに・・
顔のしわの一本一本が年輪のように見えてくる。
百歳は、空ばっかり見上げてる私には
とても手が届きそうにない偉大なステージだと思った。
尊敬。
少し時間があったので上野近辺を散歩しつつ休憩を。