あそこに行きたい、ここに連れてって。
人の集まる所、なにかのイベント、ひとりじゃ行けないところ。
どこかに出かければ何かしらの出会いがある。
そのひとつひとつが大事な思い出。
もしかしたら忘れてるのもあるかもだけど
それでも大事なことには変わりなく。
本当は別目的で訪れた新橋の小料理屋さん。
カウンターにはいくつもの大皿料理が並び
料理を注文すると、おかみさんが小皿に取り分け、チン!って。
お酒を飲み、ほんのり温かい五目玉子をつつきながら
ふうーとゆったりな気持ちでいた。
と、あれ??いつ来たの??のタイミングで
流しのおにーさんが私の真後ろに立っていた。
わーーー流しさんって初めて見たーーーーとワイワイしていると
ずらりと曲目が書かれたファイルを見せられ
「一曲いかがですか?」と。
これがまた選びがたいほどに好きな曲ばっかりで
迷う迷う。しかも一曲1000円というお高さ。
ようやくじゃあ、この歌を・・とお願いし
ジャンジャンギターを鳴らしながら歌ってもらう。
お上手。すごくお上手。感動もの。
カラオケとは違う心地よさ。
そういえば高校生の頃だったか
「君に捧げます」的な歌を目の前で弾語りで歌われ
こっ恥ずかしくて逃げ出したことをふと思い出し
このくらい上手く歌われたら、付き合ってたかもしれないなと
そんな余計なことも考えながら聞き入った。
もちろん、この流しのおにーさんの歌も思い出のひとつとなり
そして実はネコのいる小料理屋ということで訪れたけれど
ネコはいるにはいたけど全然絡めなかったという事も思い出になった。
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- 2016/10/23(日) 21:23:04|
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